コロナ禍前の2月のことだけど… ガウディの作品の1つ、Casa Batlló(カサ・バトリョ)に行ってきました!
わたしがバルセロナに来て初めて入場料を払って見学した場所がこのカサ・バトリョです。何度か建物の前は通っていて、可愛いな〜と写真は撮っていましたが、やっぱり中も可愛かったです。
まず外観。昼間と夜で顔を変えるような気がして、でもどちらも素敵です。
外観だけでも十分楽しめるほど可愛いので、建物の前での写真撮影は必須。この写真のようにカサ・バトリョの目の前での写真も素敵ですが、道を渡って少し離れたところから撮影する写真も映えます。
カサ・バトリョは、窓の格子が骨のように見えるので『骨の家』と呼ばれたり、窓が大きな口を開けているように見えるので、『あくびの家』とも呼ばれてるらしい。
個人的には、曲線とブルーのガラス、壁のカラフルな色が可愛いな〜と思います。
わたしがカサ・バトリョに行ったのは、平日14時頃です。入り口に並んでいたのは10人ほど。
チケットを購入しようと並んでいると、インターネットでの購入の方が4€(約480円)お得ということを知り、その場でカサ・バトリョのホームページを確認しました。
まだまだ空きがたくさんあったので、レストランでお腹を満たしてから行くことに。レストランにて、16時〜のチケットをネット上で購入しました。『Casa Batllóのサイト』
チケットの種類がブルー(25€)、シルバー(33€)、ゴールド(35€)の3種類ありますが、わたしはブルーで大満足でした。
ただ、夏のバケーションの時期だと、入場までに30分以上並ぶこともあるそうなので、時間に限りがある場合は、ゴールドのチケットで待ち時間をなくすこともオススメします。
シルバーは、どうしても家具が見たいという人が購入するのかな。シルバーを選ぶなら、プラスで2€払うだけだし、ゴールドで良いのではないかと思います。
音声ガイドの機器(スマートフォン)とヘッドフォンを受け取って、見学がスタート。このスマートガイドがとっても優秀で大活躍でした。もちろん日本語で話してくれます!
外からも見えてるこのブルーのステンドグラスの部屋は大広間で、中から見るとますます素敵でした。このブルーの模様、よーく見ると色んなブルーが使われていて、近くで見るとさらに感動。
バルセロナでとっても有名なこのグラシア通りを、カサ・バトリョから見下ろせるのも最高だったし(全然高さはないけれど)、スマートガイドの説明を聞きながら、ドアの細部や天井や壁などのデザインや機能性に感動し、ガウディの偉大さを実感しました。
建物の裏側も裏庭に出ると見れますが、また表側とは違って素敵でした。カラフルなタイルでデコレーションされているので、記念写真の撮影は欠かせません。
わたしは、屋上もすごく楽しくって、ゆっくり見学しました。
そして、この吹き抜けのブルーのタイル、グラデーションが可愛いだけではないんです。
太陽の光がよく当たる上の階には濃いタイルを、下の階には色が薄いタイルを使用することで、全体が同じ色に見えるようにデザインされています。
また窓も上の方は小さく、下の方が大きいのも、光が入りづらい下の階にも太陽の光を上の階と同じように光を取り込めるようにサイズが異なるのです。(スマートガイドが教えてくれました)
カサ・バトリョの中には、お土産を購入できるお店もあります。
入った瞬間、全部欲ーしーいー!って思うほど可愛いものがたくさん。
日本から旅行で来ていて、お金があったらたっぷり買っていただろうけれど、『今は有り難いことにここに住んでる、そしてわたしは無職の学生&主婦!!!』ということを心の中で何度も呟き、何も購入しませんでした。
コンパクトで壊れないもの(ノートやファイル、ポストカードなど)が多くあるので、友人や家族へのお土産に最適だと思います。
そして今、インターネットでカサ・バトリョのStoreというページを見たら、なんとマスクが売っていました。
ホームページのモデルさんもマスクを着用して、観光してるような写真になっていました。びっくり!しばらくの間、みんなみんなマスクと共に生きていくんだろうなー。
以上が、わたしがカサ・バトリョで撮影した写真と、わたしの感想です。
可愛すぎるブルーの世界なので、基本は赤やピンク、オレンジなどの暖色が好きなわたしが、青って可愛い色なんだな〜、そのうち青色の物が欲しいな〜なんて考えるようになってました。(単純過ぎ…?)
わたしは建築のことは分かりませんが、スマートガイドがとても分かりやすく説明してくれますので、なるほどなるほどと勉強にもなり面白かったです。
やっぱりガウディといえば、サグラダファミリア、カサ・ミラ、カサ・バトリョ+グエル公園が有名なので、バルセロナ観光の際は、ぜひ訪れるべき場所だと思います。(わたしはまだカサ・ミラの中に入ったことがないので、近々行きたい)