【スペインで出産】わたしの出産レポ

出産・産後

まさか、自分が「出産レポ」というものを書くなんて… 信じられない。

妊娠が分かってお腹が大きくなってきても、自分が出産するなんて想像出来なかったし、出産を終えた今でもとっても不思議な気持ちです。今までの人生で経験してきたことと全く違う経験だったっていうのは事実だな〜。

痛くて苦しんだのにも関わらず、こんなに素晴らしい経験はもうないと思うから(もしかしたら次もあるかもだけど、全く同じってことは絶対にないからね!)、わたしの出産レポを書いてみます。

 

●11月3日 19:00

いつもの産婦人科で妊婦健診。(出産の9時間前、陣痛だと確信する痛みが始まる3時間半前には、まだまだ何も感じることなく、普通の妊婦健診を受けてたのよね〜

bebéの頭がかなり下にあると言われたけれど、これはもう何度も言われてるから特に気になりませんでした。結構前からbebéの頭が下の方にあったことで、わたしのお腹は標準より小さめだったらしいです。

ちなみに、子宮口は1cm開いていました。

本当はこの時にモニター検査(NST)をする予定だったのに、時間がかなり押してて待ちすぎてたから、4日後の11月7日にモニター検査と診察の予約をしておしまい。

先生に、7日にここで会いましょう or 7日より前に出産になれば、あっちの病院(出産した病院)で会いましょうと言われ、病院を去りました。

 

●20:00

病院の帰り道に腹痛が…!!!

まだ普通に歩けたけれど、なちょの腕を掴んで歩く方が痛みが軽減される気がして、彼に支えてもらいつつ歩きました。

この日、なちょはオフィスで仕事だったからわたしは1人で病院へ行き、なちょは仕事終わりに病院へ。帰り道が1人だったら辛かったから、病院で合流しておいて良かった。

今思えばこの腹痛が陣痛の始まり…?だったのかも。痛みを経験して出産してもよく分かっていません。

 

●21:00

ベッドで横になってたら、今まで経験したことないような腹痛に。

え?!!これが陣痛ってやつなの?と思い、初めて陣痛アプリを使うも、痛いときと痛みがないときの境目がよく分からず。

夜ごはんを作れるはずもなく、なちょが残ってたスープを温めたり、サラダを作ってくれたけれど、食べることすら出来ませんでした。

でも痛みがかなり弱くなるときはあって動けたから、入院バッグの最終確認や貴重品・書類が入ったファイルなどを準備しました。

 

●22:30

とにかく痛い!これが陣痛だ!!!と確信。

どんな姿勢がより楽なのか、色んな体勢をを試みてモゾモゾと動いてました。

 

●23:00

これはもう出産が近いんじゃないか?!と思ったわたしは、初めて出産をした病院に電話をしました。

助産師さんに「陣痛はまだ10分間隔とかでなんだかバラバラです…」と言ったら、「4分間隔になったらもう1度電話してね!」と言われました。

もう辛いから早く病院に行きたーいっていう気持ちと、早すぎたら病院に行っても麻酔も入れてもらえないし、病院で苦しみ続けるのも嫌だからギリギリまで家にいたいっていう気持ちで、とりあえず痛みと共存。

 

●11月4日 0:25

相変わらず、何分間隔で陣痛が起きてるのか分からなかったけれど、痛みが増してることと、間隔が短くなってることは確かだったから、1回目の電話から1時間半ほどしか経ってなかったけれど、今度はなちょが病院に電話をしてくれました。(何を話したのかは不明…)

まだ病院に行くのは早いよなーと思いつつも、もう行きたい!という気持ちも強くなり、なちょも自分の持ち物を準備し始めてたらしい。

 

●0:45

まだまだ踏ん張るなんて早すぎるのは分かってるのに、痛みのピークになると叫んでしまって踏ん張りそうに。でもこれがbebéなのか、💩なのか… 本当に分からなかったです。

苦しんでる間に、急にお股に水分を感じたから見てみると、真っ赤な血が。血が出たことに少し驚いたから、なちょが病院へ電話をしてくれました。これで3回目。

早いかと思ったけれど、入院バッグを持ってゆっくりと病院に来なさいと言われたから、入院バッグなど全部持って病院へ行くことに。

 

●1:30

なちょがタクシーを呼んでくれたからタクシーに乗って病院へ。

タクシーでの移動中も痛みのピークになれば、「うわぁあああ、無理無理無理ー!!!」とか言って苦しんで叫んでしまったから、運転手のお兄さんには申し訳なかったです。

そんなに辛いなら救急車呼ぼうか?とか言われちゃったし。

今思えば、運転手さんも怖かったはず。なちょと、運転手さんにチップをたくさんあげるべきだったよねって話しています(笑)

 

●1:50

病院の救急の入口に着いたら、助産師さんと看護師さんが待っていてくれたから、もう完全に身を任せました。

このとき、なちょは荷物を運んだり、病院の受付をしてくれてたみたい。

車椅子で運ばれてある部屋に入り(どんな部屋だったかは覚えてない)、自分で着替える余裕もなかったから、彼女たちに服を全部脱がされ、入院着のような分娩着のようなものに着替えさせてもらいました。

「ごめんなさい、ちょっと💩が出ちゃってるかも…!」と言ったことと、ナプキンはしてたけれど、血と💩がちょっぴりついてたのか、わたしの履いてたパンツは、助産師さんによってゴミ箱の中に入れられたことは覚えています(笑)

 

思ったより長くなっちゃったから、後半は次のブログで。

 

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