新居に引っ越して10日が経過し、今のところ特に問題はなく快適に生活中です。
テラスから見える日の出がとっても綺麗で、毎朝テラスでの時間を満喫しすぎてて、朝のウォーキング(時々ジョギング)をサボり気味だけど。
旧居は、家から日の出も日の入りも見えなかったから、必然的に外に出れてたのに…!
今回わたしたちがピソを購入した理由は、
●バルセロナのことが好きになり、長期的にバルセロナにいると決めたから
●自分たちの安心出来る場所が欲しかったから
●バルセロナの家賃が他の生活費に比べると高いから
と、なちょの購入意欲が強かったからです。
彼って服装もこだわりがなくて本当にダサいし、車だってゲームだって欲しいと言わない人。お酒も飲まないし、外食もあまりしないし。
だから出会った最初の頃は、この人って人生に楽しみあるのかな?何があってこんなに頑張れるんだろう???なーんて思ってたこともありました(笑)
わたしも自分の家族と比べると、お金を使わない方で(世間的には使う方かも?)、ブランド品の購入欲や高級志向はないけれど、毎日何かしら欲しいものはあります!!!
そして、高級レストランには憧れないけれど、カフェでお茶するのとか、ラーメン屋さんとか居酒屋に行くのは大好きです!!!
わたしは、欲しいものを買うために、食べたいものを食べるために、一生懸命働いて貯金をしてたから、なちょのことが分からなくて…
『僕は家を買いたいから頑張ってる!』
と、ある時なちょから聞き、なるほど、納得&賛成って思いました。
2人で話し合って長期的にバルセロナにいると決めたわりに、死ぬまでこの街にいる覚悟はまだまだないし、今回買ったピソが終の棲家の確率は低い気がしています。
ただ、バルセロナに来てまだ1年半弱だけど、やっぱり街のサイズがすごく好き。わたしたちにちょうど良い街っていうのは事実です。
そこそこ都会なのに山も海も自然も多くて、天気も良くて1年中かなり過ごしやすい。
外国人も多いからわたしも生活しやすいし、同じような境遇の人がたくさんいて安心です。
家族が遠くにいる人同士で助け合ったり、他国や他文化にも理解がある気がするし、多言語話者がとっても多い場所だからか、拙いスペイン語でも話を聞いてくれるし、英語もかなーーーり衰えたけれど、多言語話者を見たり英語を話してると、またもう一度勉強したいって思わせてくれる街でもあります。
で、みんな違って当たり前が浸透してると思う!
自分たちの安心出来る場所が欲しかったのは、なちょもわたしも帰るべき場所というか、気分良く帰れる場所がないから… かも(?)しれません。
わたしは18歳まで過ごした家はもうないので、家族はたくさんいるけれど『実家』はない。
東京に父と住んでたマンションがあって、大阪にお姉ちゃん(継母)と妹たちが住むマンションがあって、弟や祖母、叔母とも仲良しなんだけどね〜。
なちょはブルゴスに実家があるけれど、なちょが家を出てから義両親が買ったこともあり、家に帰るというよりも、お邪魔する・遊びに行くって気分らしいです。
考えてみると、いつでも気持ち良く帰れる、ただいま〜と言える場所がないわたしたちは、自分の家が欲しかったのかな〜とも思います。
でも将来的に帰らなくちゃいけないとか、継がなくてはいけないっていうのがないので、自由に好きな場所で暮らせるのは嬉しい!
そして、こんな風に書いてるけれど、なちょもわたしも家族仲は良好です♡(笑)
家賃が生活費に比べて高いのは、バルセロナって本当にそうだと思うから。