【スペインドラマ】Las chicas del cable(ケーブル・ガールズ)の女性が逞しくて感動

映画・ドラマ

Netflixで2017年から配信されてて、今年2020年の7月に最終シーズンが配信され完結した、スペインのドラマ「ケーブル・ガールズ」。

わたしは2017年にはスペインドラマに興味がなく… タイトルさえも知らなかったから、今年に入ってスペイン語の勉強を始めたあとにこのドラマを知り、春頃(おそらく隔離の引きこもり生活中?)から見始めました。

ネタバレはないかと思うけれど、ストーリーの背景や登場人物、わたしの感想を書くので、これからドラマを観る方や、何も知らずに観ることが好きな方は、ここから下は読まないことをおすすめします…!

 

物語は、1920年代のマドリードにある国営電話会社で交換手として働く、女性たちを中心に起こるさまざまな出来事が描かれています。

約100年前の世界だから、男女の力の差が大きい点や、女性が社会に出て働くことの難しさなど、現代社会とは異なる問題がたくさん… 数々の問題に負けることなく、逞しく生きていく女性たちに釘付けになること間違いなしです!

また、日々の彼女たちのファッションが素敵なので、服装や小物も注目ポイントかなーと。

 

【主な登場人物】

Las chicas del cable, ¿una serie feminista? – Unoporcerouno

*マルガ(一番左)
田舎からマドリードに出てきた、少しおっちょこちょいでとっても純粋なマルガ。最初はみんなに付いていくのが必死そうに見えましたが、本当はものすごく強い女性なうえに、都会で起こる問題のおかげか、どんどん逞しくなっていきます。何度も何度もパプニングがありますが、恋愛も仕事も一生懸命です。

*アンヘレス(左から2番目)
リディア、マルガ、カルロタが電話会社に入社した際に、先輩として働いていたアンヘレス。同じ社内で働く旦那と可愛い娘がいますが、人には言えない悩みを1人で抱え苦しんでいます。彼女の人生も決して平坦ではありませんが、負けることなく強く生きている素敵な女性です。

*リディア/アルバ(右から2番目)
このドラマの主人公であり、物語の語り手です。悪いこともたくさんしますが、美人でアイディアも行動力もある人一倍優れた女性。ドラマの途中で、こんなにも色々と事件やハプニングが起こるのか?と思ってしまうほど、彼女のまわりではいつも何かがあります。しかし、自分のことだけでなく、友人のことや周囲の人を守るためにいつも全力で本当にカッコイイ女性です。

*カルロタ(一番右)
お金持ちの家に生まれ、社内に素敵な彼氏もいる、他人が見たら何も問題ない生活を送っているように見えるカルロタ。しかし、彼女はフェミニスタ。女性が仕事をすることが好ましくない社会や、自由に意見を発することの出来ない不平等な社会に不満を抱いている彼女は、男女差別への反対・反発活動を行います。

この美人で逞しいケーブル・ガールズ4人を中心に、物語は進んでいきます。

 

*フランシスコ(左)
*カルロス(右)
男性人もイケメンです。フランシスコとカルロスは、家族であり仕事仲間であり親友であり恋敵…です。ケーブル・ガールズとともに、さまざまな困難を乗り越えていきます。わたしは、顔はカルロス派、性格はフランシスコ派(笑)

 

*サラ
ケーブル・ガールズたちの美人な先輩であるサラ。彼女も人に言えない悩みを抱えており、カルロタをはじめとする、みんなと仲良くなり心を開きます…が、大きな悩み事の解決は簡単ではなく苦しむことも多々あります。

 

*パブロ
国営電話会社で働く誠実なパブロ。ケーブル・ガールズに巻き込まれたり、助けたり助けられたり。双子の兄弟フリオがいます。

 

全部で42話とわたしにとってはちょうど良い長さでした。学生の頃に大好きだったゴシップガールは120話まで、プリティ・リトル・ライアーズなんて160話まであって、長すぎて途中で最初の方の話を忘れてた記憶(笑)

展開も早くリズムが良いので、見飽きないかと思います。

友情や恋愛、仕事、家族…などの取り巻く問題と、これらから得る幸福が上手く描かれています。そして、今は当たり前に出来ることが難しかった時代の、女性たちの生き方が素晴らしく、何度か涙することも。

最後まで観たわたしは、いくつかある好きなドラマの1つだな〜と思っています♡

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